ご利用ジャーナル多数!依頼投稿機能のご紹介
こんにちは、Editorial Manager®(以下EM)サポートの瀬谷です。
気が付けば日が短くなってきましたね。先日おせちのパンフレットを家族と見ながら早々に年末モードに入っている自分がいました。今年もあと3か月、悔いなく駆け抜けます!
さて、今回は「依頼投稿機能」についてご紹介いたします。EM上で著者に執筆依頼をし、そのまま投稿していただける便利な機能です。最近お問い合わせ、ご活用いただくケースも多く、執筆依頼をシステム外で管理されている学会様には持ってこいの機能かと思います。
依頼投稿機能とは?
依頼投稿機能はEMのデフォルトの機能の一つで、設定すればどの学会様でもすぐにお使いいただけます。例えば、優秀な大会発表論文を論文として投稿していただく場合、特集を組み著名な先生に記事を書いていただく場合など、著者からの投稿を待つのでは無く、ジャーナル側から著者へ執筆を依頼する場合に、お使いいただける機能です。
依頼投稿活用例
では、実際にEMをご利用中の学会様ではどのような目的で執筆依頼を出しているのか、またその施策例をご紹介いたします。
ジャーナルA (和英混在誌、工学系)
狙い
- ジャーナルのクオリティを担保(向上)したい。
- 読者を増やしたい。
施策
- 国際大会の演題の中で優秀なものを論文として提出してもらい、それを特集号として出版している。
ジャーナルB(和文誌、工学系)
狙い
- 会員を増やしたい。
- 読者を増やしたい。
施策
- その学会の専門に関するトピックスや研究動向などについて、その分野の専門家に依頼して執筆していただく特集記事を会員にお知らせする。
ジャーナルC(英文誌、医学系)
狙い
- 若手研究者にフォーカスした場を作ってあげたい。
施策
- Focused Review、Hot Topicsといったジャンルを設け、若手研究奨励賞の受賞者に原稿の執筆を依頼している。
各ジャーナルで、投稿数の確保や雑誌のクオリティの担保、若手研究者への機会提供など、課題に合わせて様々な施策を行っていることが分かりました。
では、EM上で依頼投稿をするメリットはどのようなことがあげられるでしょうか。
EM上での依頼投稿機能のメリット
依頼投稿について多くいただくお悩み別にメリットをご紹介いたします。
お悩み①通常投稿と依頼投稿の二元管理が大変
EM上の依頼投稿機能では、通常投稿と依頼投稿の受付番号のすみ分け機能や、履歴の自動記録、レポート機能などで簡単に一元管理が可能です。
お悩み②電話やメールでの執筆依頼が面倒、煩雑
EM上の依頼投稿機能では、メールテンプレートが設定されているため数クリックで著者への依頼が完了します。
お悩み③執筆に受諾したあと、なかなか投稿してくれない
EM上では、自動リマインダメールの機能がありますので期限に沿って自動的に督促メールが設定でき、未投稿者の管理が楽になります。
EMの依頼投稿サンプル画面
EMからの依頼投稿では、執筆依頼をかけるフローを柔軟に設定することができます。
ジャーナルごとの運用に合わせたフローを設定いたします。
依頼投稿の機能は、通常のEMの画面と同じデザインで、シームレスに操作可能です。
依頼に必要な情報を入力します。著者への趣意書なども作成が可能です。
依頼する著者を選択する画面も、編集委員や査読者選定と同様のインターフェースで操作がしやすくなっています。
投稿画面も通常の投稿と同様ですので、依頼された著者も迷いなく操作していただけると思います。
さいごに
EMでの依頼投稿機能を利用いただくことで、お礼メールや送りづらいリマインダメール等がシステムから自動的に送信されるため、事務局作業の負担軽減に繋がるかと思います。
また、通常投稿の管理と並行して、依頼投稿の管理も簡単に行うことができます。
新しく執筆依頼を始める学会様にとっては、投稿数の増加も期待できますので、是非この機会に依頼投稿機能をご利用いただければ嬉しいです。
設定をご希望の学会様は、EMクライアントサポートまでお気軽にお問い合わせください。
今後も便利な機能を紹介していきます。
次回のブログもお楽しみに!!